※この記事は、2013年に統合失調症と診断されてた筆者が実際に体験や経験したことを元に記事を書いています。
個人的な意見が含まれてますのでご了承ください。
就労継続支援A型を利用していたのは4か月間でした。
4か月という短い期間ではありますが、生活リズムの整え方や作業を快適に行えるようにするための小さな工夫など、短期間ながら学んだことがたくさんありました。
この記事では、私が実際に利用して体験、経験して気が付いたポイントをまとめて紹介します。
過去にYouTubeに似たような動画を作ってますので、よかったら見てください。
(YouTube)就労A型を実際に利用してみた感想を公開します
生活リズムを整える工夫
私が利用していた就労A型は、利用時間が9:30から14:15でした。
就労A型を利用する前は、統合失調症の治療の関係で主治医から自宅で療養するように言われてました。
自宅療養していると、一日中ゴロゴロして過ごすので生活リズムが崩れがちでした。
一日中ゴロゴロしていると、昼寝をしてる時が多くて夜に寝ることが出来ず夜更かしをする日が増えてました。
夜更かしすると朝に起きることが出来ず、昼近くまで寝ているなんてことも多かったです。
生活リズムが崩れている状態で、主治医から外に出て仕事しても大丈夫と言われて、就職活動を始めることにしました。
当時は、今みたいに障がい者雇用の求人が多くなく、探すのが大変な時期でした。
障がい者雇用の求人を探すためにハローワークに通い続けました。
ハローワークには障がい者専用の求人の相談できる窓口があって
とある日にハローワーク行った時に障がい者雇用の窓口の職員さんに相談してみることにしました。
相談しに行った日に偶然、就労A型の求人票がある事を教えてもらいました。
すぐにエントリーして、面談・体験・各種手続き等を済ませて、無事に就労A型の利用が決まりました。
前置きが長くなりましたが
就労A型の利用が決まって最初の課題が利用時間に合わせた生活リズムに整える必要がありました。
就労A型の利用する前は、昼寝して体を動かさないから夜更かしする毎日。
利用開始時間の9:30は寝て過ごしてる事が多い時間帯です。
まず取り組んだのは
- 日中、家の近所を散歩して体を動かすこと
- 夜の決まった時間に必ず布団で横になること
- 寝る前にはスマホをいじらないこと
この3つに取り組みました。
就労A型を利用した直後は、生活リズムが崩れてる状態で、朝起きても利用時間帯に眠くなってたりしました。
就労A型の事業所に向かうのも車で送ってもらわずに自転車に乗って、自分の足で通うようにしてました
就労A型の利用開始して、2週間くらいしたら
頭を使ったり、体を動かしたりしているおかげで、昼寝をすることもなく夜にしっかり睡眠がとれるようになりました
夜にちゃんと睡眠取れるようになると、朝はしっかり起きれるようになりました。
朝起きて、日中は就労A型を利用して、夜にはしっかり睡眠を取る
体が日中に活発に動けるような体調になりました
この時に就労A型を利用して生活リズムが整って、今でも日中は活動して夜にはしっかり寝るというサイクルが継続できてます。
コミュニケーション
就労A型は事業所の職員さんと様々な障がいを持っている人と協力しながら作業する必要があります。
事業所の職員さんは、誰がどんな作業に取り組んでいるのは把握しているので、質問してもすぐに解決策を教えてくれたり作業のサポートしてくれます。
なので、質問や悩んでる事をちゃんと話せなくても、ある程度理解してくれてます。
しかし、利用者さん同士のコミュニケーションは難しいです。
どうしても、いろんな障がいを持っているため、意思疎通するのに時間がかかったり、話したことによってトラブルにもなったりしてしまいます。
自分は理解してても、相手が理解してなかったり
逆に相手が理解してても、自分が理解してないなんてことは多いです。
障がいを持ってない人でも、コミュニケーション不足によるトラブルが起きるので、ああまり気にしても仕方ないことなのかもしれません。
でも、対策を練っとかないと
どこかで大きなトラブルが起きてしまうかもしれません。
ここでは、僕が実際に活用していた方法を書きます。
利用者とのコミュニケーションが難しいと思った時は、必ず事業所の職員さんを呼んで聞きたいことや思ってる事を伝えるようにしてました。
職員さんを混ぜて話すことで、お互いの考えをくみ取って、どうすれば問題解決できるかを一緒に考えてくれます。
そこで思ったのが、利用者同士のコミュニケーションも大事だけど、事業所の職員さんとのコミュニケーションも大切だなと考えるようになりました。
積極的にコミュニケーションを取ることで、お互いに信頼関係を築くことが出来ます。
僕が利用していた事業所ではそのように取り組んでコミュニケーションを取るように努めてました。
ストレス
就労A型を利用する前だったら、自分の世界に没頭できるのでストレスらしいストレスは少ない方でした。
今日も何もできなかったというストレスはありましたが・・・
就労A型では、たくさんの事業所の職員さんや利用者さんと同じ空間で作業に取り組みます。
自分の世界に没頭できる環境から、いろんな人がいる環境に身を置くようになると、環境の変化についていけずストレスが溜まってしまう事がありました。
自分なりのストレス解消法は簡単に見つけることが出来ました。
就労A型が労働契約なので、作業したら時給計算で給料が発生します、
ただ、就労A型は都道府県別の最低賃金の所が多い傾向で、僕が利用していた就労A型も最低賃金での雇用でした。
たくさんのお金を持っているわけではありませんでしたが、ストレスが溜まった時とかには自分にご褒美を用意してました。
就労A型を利用していたのが初夏から夏場にかけてだったので、サイダーとかメッツコーラとかを購入して、今日頑張った自分を祝福してました。
他にも、利用時間が終わった後にはアイスを食べたりもしてました。
本当に小さなご褒美でも自分からしたら、とても嬉しいものでした。
ストレスはこのようにして解消していました。
疲労解消方法
疲労については、しっかり睡眠を取ることを心がけてました。
疲労を取るには睡眠を取るのが1番だと思っていて、疲労が溜まった時は特に何もしない時間を作って、ボーっとしている時間を設けたりしてました。
大体、疲労が溜まってるなと思う時って、眠くなっていることが多い傾向で、無理して起きずに自宅でゆっくり、まったりしているようにしてました。
ただ、作業した事が要因で疲労が溜まった時は、ちゃんと仕事してるな
って気持ちにもなったので、ちゃんと作業出来てるなって嬉しく思う時もありました。
まとめ
私は、就労継続支援A型を利用していたのは4か月間という短い期間でしたが、学んだことがたくさんありました。
特に生活リズムは、就労A型を利用する前は不規則な生活習慣だったところから、朝9:30からの利用時間に間に合うように行動を取るようになりました。
日中に活動することで
夜にしっかりと睡眠がとれるようになり、規則正しい生活習慣が身につきました。
コミュニケーションも利用者だけでなく、事業所の職員さんにも積極的に話しかけたことで、お互いに信頼関係を築けて、問題が起きてもサポートしてもらいやすい環境を作ることが出来てました。
ストレスは、就労A型での収入から、夏場だったので炭酸飲料やアイスを買って飲んだり食べたりとプチ贅沢をして、自分にご褒美を用意しました。
今日も頑張ったから、明日も頑張ろうって気持ちにもなりました。
疲労が溜まったら、何もしないでボーっとしてる時間を作ったり、夜にしっかり睡眠を取って、次の日に備えるように心がけました。
以上が、私が就労継続支援A型を4か月利用して学んだことです。
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